ぜひ見学してほしいお城三選

 これまでに自分で見たことのあるお城のうち、皆さんにも見てもらいたいと思うお城三選をご紹介したいと思います。お城好きなら絶対に喜んでもらえるかと思います。

①姫路城

 別 名:白鷺城

 築城者:赤松貞範(鎌倉時代御家人室町時代守護大名

 築城年:1346年頃

 城郭構造:渦郭式平山城

 廃城年:1871年廃藩置県による)

 遺 構:天守現存天守)、櫓、門、石垣他

 このお城、天守までの道のりが、「建物は見えている」のになかなか到着しません。でも天守は綺麗なまま保存されていますし、何より姫路駅からそんなに離れていません。天守以外の構造物(櫓や門など)も残っていますので、お城見学する分には見ごたえがあります。

彦根城

 別 名:金亀城(こんきじょう)

 築城者:井伊直継(二代藩主井伊直孝の異母兄)

 築城年:1622年

 城郭構造:連郭式平山城

 廃城年:1874年(民間への払い下げ)

 遺 構:天守現存天守)、櫓、門、石垣他

 このお城は、城全体の規模がそんなに大きくないので、一息で見学できてしまう気軽さがありますが、天守内部は見学通路上に普通に建物の梁などがあり、当時の建物建築に関する構造などが見学でき、実見した感想としてはすごく印象に残っており、ぜひ見学してもらいた施設です。

鳥取

 別 名:久松城(きゅうしょうじょう)

 築城者:但馬山名氏

 築城年:1530年~1560年頃

 城郭構造:梯郭式平山城及山城

 廃城年:1871年廃藩置県による)

 遺 構:石垣、堀、井戸

※赤囲みが戦闘時の詰め丸(山上ノ丸)、黄囲みが平時の居住施設(二の丸)

 このお城は、残念ながら天守は残っていません(明治に入ってから当時の陸軍省によって解体されたようです)。また、私個人も山上の詰め丸へは行けてません(ヘビ出没注意の看板があって怖くていけませんでした)。しかし、黄囲みの中にある「天球丸」と言われる石垣が、何とも奇妙で、またここでしか見れないものなのでぜひ見てもらいたい遺構です。

 

 ということで、私が見学したことがある中でのぜひ見学してほしいお城三選でした。